未来の救急医たちへ

スキルを磨くのは、もっと自分自身を活かすため

◎弦切 純也 助教、博士(医学)
6年間救命救急に携わった後、脳外科に出向・脳外科専門を取得。
その後、救命救急に戻り現在に至る。

救命救急の雰囲気はいかがですか?

スタッフが比較的若い人の多い職場なので、エネルギッシュに和気あいあいとやっていますし、日々のコミュニケーションもとりやすいと感じています。

また、技術・知識の面などでもお互い切磋琢磨しているので、常に勉強を続けていく必要性がありますし、皆もそう感じていると思います。

新井先生は上司というより頼れるアニキ、というイメージです。今の救命はとにかく若く、アクティブな集団ですね。

また、地域の連携はとても大事だと考えています。地域の方々にまず、自分たちの顔を覚えてもらい、お互いが見える関係を保つことを心がけています。

救命救急センター勤務を希望されたきっかけはどういったところから?

実家が医療系なので自然と医療には関心がありましたが、特に「これ」というエピソードは特にありません。ドラマチックな話でなくて恐縮ですが(笑)。

あえて言うなら、「救命救急」という職務のスピリッツやスピード感が、自分自身の何かにぴったり「ハマる」感覚があったんだと思います。

特に大変だ、と感じる時はどんな時?

やはりマンパワーでなりたっている職務なので、夜間の人員の問題や、働く人たちのON・OFFに関してのサポートなど、改善は必要だと思います。救命救急を志す人員がもっと増えれば、こうした問題も改善していくと思うのですが。

ただ、自分はストレスをため込むというようなことはありません。帰宅すれば、小さい我が子に癒やされたり、趣味のMacや車いじりなどで発散できますので。

将来、救命救急で働きたいと考えている方々へ伝えたいことは?

自分は、IVR(血管内治療)や脳外科など、救命救急にはとても需要が高い技術であったため、それらを習得しました。今後も自分の立ち回れる範囲を広げるためにも知識、技術の習得が必須だと考えています。

これからは、一人でいろんなことができる医者が本当に必要だと思います。

もし、この処置は◎◎科の先生、この疾患は◎◎科の先生、院内の他の科に依存しすぎてしまうと、専門の先生以外は責任が持てないというようなことになってしうし、自分の持っている技術の幅がどんどん狭まってしまいます。

患者さんを前にして、この処置は自分には荷が重い、などと腰が引けるようであってはならないと思います。

そうではなくて「いろんなことができる医療技術」を身につけた若い医師、なんて素敵だと思いませんか。 

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