未来の救急医たちへ

気管切開の症例、人工呼吸器の設定など新たに学ぶことが多かった

◎ 男性医師 20代
◎ 循環器内科から出向

救命救急センター勤務を希望されたきっかけはどういったところから?

循環器内科を専攻する前に、今後必ず必要となる呼吸管理、栄養、感染症の勉強をしたかったからです。また母校であり、知り合いの先生方から学べる事も多いと思ったからです。

日々激務の日々だと思います。特に大変だ、と感じる時はどんな時?

仕事自体は忙しくも充実していたので、辛いと感じる事は少なかったです。ただ半年間しかいなかったので他科の先生や看護師さんなどとの連携不足で、診療がスムーズにいかない点が難しくかつもどかしい点でした。

救命救急で学んだことは何ですか?

ここの救命救急センターはみんなでサポートしようという意識を持った人が集まっているので、自分自身も感化されて医師そして人として大事な協調性を学べました。

医学の面では常に呼吸管理が必要な方が多く、特に今まで接する機会の少なかった気管切開の症例、またAPRVなど人工呼吸器の設定など新たに学んだ事が多かったです。

またVFや低体温症例に対してPCPS導入例が多く、それを経験できた事が良かったです。

現状の救命救急に関して感じている問題点は?

他科にコンサルトしても科毎にばらつきがあり、専門家の知識を十分にもらえない事がある。これは救命だけでなく病院全体の問題だと思いますが。

将来、救命救急で働きたいと考えている方々へ伝えたいことは?

内科であれば特に呼吸器や循環器に進む方は呼吸管理、循環管理の勉強になりますし、また重症患者では必ず感染症、それも耐性菌を合併するので抗MRSA薬などの薬の使い方を学びたい方にも救命救急センターのローテーションは向いていると思います。

未来の救命救急に望むことは? また、その為には何が必要か?

急性期ではPCPS適応例に対して、導入を早く行い救える命を増やしていくことが必要と思います。その為にも適応症例を病院として決める事や、MEさんや循環器の先生方との連携が必要と思いました。

また救命士の方ができる手技が増えれば救える命が増えると思います。国の問題ですが。個人的に骨髄穿刺はキットが良くなっているので誰がやっても失敗が少なく、救急車内で静脈ラインを確保できるのは大きなメリットではないかと思います。

そして昨今、災害医療が病院としても必要不可欠であり、他科の先生やコメディカルの方への啓蒙も重要な役割になるかと思います。

ページの先頭へ戻る